お子様が一人で磨けるようになっても、どうしても磨き残しは出てしまうもの。毎回お母様がしっかりチェックして仕上げ磨きをしてあげましょう!
- 前歯
- 左右に細かく動かし、歯ぐきに強くあてすぎないようにやさしく丁寧に磨きます。「歯の裏側」「歯と歯ぐきの境目」「歯間」は汚れが溜まりやすいため、特に念入りに磨きましょう!
- 奥歯
- 一番虫歯になりやすい部分は、舌・頬があたっている部分や溝です。お子様のあごを持ち上げて、歯ブラシを前後に細かく動かしながら磨きましょう。歯と歯ぐきの境目もちゃんと磨けば、虫歯予防になります。
- 犬歯
- 犬歯はカーブしているので、歯ブラシを縦にあてて丁寧に磨きます。両端に汚れが溜まりやすいので、注意しましょう。
仕上げ磨きの注意点
- お子様とのスキンシップの時間として、リラックスした状態で楽しく仕上げ磨きをしてあげましょう。また、急いで雑に磨くと、つい力が入ってしまって、お子様が苦痛に感じます。歯磨きを嫌いになってしまっては意味がありません。お子様の頭をひざに乗せて、両手を使いながら丁寧に磨くことが大切です。
- 歯ブラシはペンを持つように軽く握って、1本1本細かく磨くようにします。また、お子様にはヘッドが小さめの歯ブラシがおすすめです。ヘッドが大きいとお子様が吐き気を感じる場合もあるので、できるだけ歯磨き剤は使用しないようにしましょう。
- お子様が嫌がらないように、感覚の鈍い順で「下の奥歯→上の奥歯→下の前歯→上の前歯」と磨いてください。すべて磨いたら、磨き残しがないかもう一度チェックしましょう。