まずは、お母様がお子様のお口の中をよく見る習慣をつけましょう!
- 歯の本数は何本ありますか?
- 歯はどんな形をしていますか?
- 歯と歯の間には隙間がありますか? それとも詰まって生えていますか?
- 歯の表面はザラザラしていませんか?
虫歯になりやすい場所は歯の生えている状態や年齢とともに変化します。黒ずみや穴など、虫歯がないかをこまめに観察しましょう!
お子様の歯の成長に合わせて、正しいお口のケア方法も変わってきます。ここでは乳児期から6歳時までを細かく分けて、ケア方法をご紹介します。
- まだ歯は生えていませんが、舌に白っぽいカスが溜まります。ぬるま湯で湿らせた布で定期的にやさしく拭き取るようにしましょう。
- 小さくて可愛い前歯が生えてくる頃です。前歯についた汚れはガーゼなどで拭き取ります。
- 1歳になったら、歯ブラシを使ってのケアをはじめます。お子様が歯磨きを嫌わないように、楽しませながら磨いてあげるのがポイントです。
- お子様に歯磨きを教えてあげる時期です。でも、まだ自分だけではうまく磨くことができないので、正しい磨き方を教えてあげながら仕上げ磨きを忘れずにしてあげましょう。
- 朝・昼・晩と、毎食後しっかり歯を磨かせるようにしてください。歯磨きは楽しいことだと思ってもらえるように、歌を歌うなど工夫しながら仕上げ磨きできれいにしてあげましょう。
- この時期には徐々に噛む力が強くなり、大きな六歳臼歯が生えてきます。六歳臼歯は溝が深く、食べカスが溜まりやすいため、しっかり磨くように教えましょう。
正しい乳歯の磨き方
乳歯を磨く際のポイントは「横磨き」。歯に対して歯ブラシを平行にあてて磨きましょう。あまり激しくゴシゴシ磨くと汚れが落ちなくなるので、左右に小刻みに動かしながら磨くのがポイントです。また、歯と歯ぐきの境目と奥歯は念入りに磨いてください。歯磨き剤は「フッ素入り」のものをおすすめしています。
うがいができない赤ちゃんの時期は、フッ素ジェルを塗ってあげるだけで効果的です。当院では、イチゴやバナナ、グレープなど、お子様が喜ぶ味のフッ素ジェルをご用意しています。パッケージも可愛く、お子様やお母様からご好評いただいています。
歯ブラシは小さめで毛先のやわらかいものがGOOD! 歯医者さんに聞けばぴったりのものを教えてくれるよ!