お母様なら誰でも「我が子には、いつまでも健康な歯でいてほしい」と思うものですよね。お母様の管理や指導次第で、日々成長するお子様の歯の健康は維持できます。お子様が虫歯になって痛がる姿なんて……見たくないですよね。
そこで虫歯を予防するために、普段の生活で気をつけてほしいポイントをご紹介します。
いつ仕上げ磨きから卒業すればいいの?
歯が生えたての赤ちゃんの頃はガーゼなどでやさしく磨いてあげて、自分で磨ける年齢になったら仕上げ磨きだけをしてあげる。でも、いつかは仕上げ磨きからも卒業してもらわないといけません。
小児歯科では、お子様の歯の成長に合わせて年齢別に3つの段階に分けることができます。
お子様の成長にもよりますが、当院では9歳までは仕上げ磨きをしてあげることをおすすめしています。それ以降は、お子様本人が予防への意識を高く持ち、しっかり隅々まで磨くようにお母様が指導していくようにしましょう。また、ご自宅での正しいケアに加えて定期的に歯医者へ通い、プロのケアで虫歯ができにくい口内環境を守ることが大切です。虫歯予防のために、歯科医院で定期検診を受けるようにしましょう!
おやつを食べたあとはどうすればいい?
おやつは「あげない」に、越したことはないですが、お子様のことを考えると、そういうわけにもいきません。そこで気をつけてほしいことは、食べたら必ず歯を磨く&口をゆすぐことです。
以下のような口の中に甘さが残るものは、基本的に避けるようにしましょう。
でも、これらはお子様の大好物。たまには、あげたいですよね。食べさせた際はすぐに口をゆすぐか、口をゆすぐ代わりに小さめの氷を食べさせて、できるだけ早く歯磨きをさせましょう。
飲み物は何をあげればいい?
基本的に、普段はお水かお茶をあげるようにしてください。もしくは、果汁100%ジュースや牛乳でもいいでしょう(でも、寝る前は飲ませないように!)。スポーツドリンクなどは、熱射病や体調不良のときだけにして、糖分が多い乳酸菌飲料やコーヒー牛乳は虫歯になりやすいため極力避けるようにします。